土木事業
地域社会の発展に寄与し、ゆるぎない信頼を築く。
そして、長年培った技術と経験をもとに、様々な社会的インフラの整備に力を注ぎます。
安全・確実・迅速な工事の実現に向けて
- 事 例
- 小石落石対策工としてラス金網の設置を行った。
ロープ張工において、施工箇所から現道までの距離が遠い事から、小石が急速で転がり落ちる事を想定し、安全向上及び作業中の安全確保の為にラス金網(φ2*50*50)を設置し対策を行った。
- 事 例
- オリジナル看板の設置
工事看板の、『追突注意・ハザードランプ点滅』について、日照時間が短くなり薄暮時の交通事故が予想される為、蛍光反射式オリジナル看板を作成・設置し注意喚起を促した。
- 事 例
- オリジナル看板の設置
工事の内容をお伝えする看板を、分かりすくデザインしています。難しい専門用語などは、極力使わず、誰でも分かる言葉で説明しています。
土木工事
- 工事名
- 平成29年度41号下呂管内整備工事
事故の多い急カーブの道路を、道幅を広げて走りやすくする工事を行いました。対向車との衝突事故を防止する中央分離帯の設置は、飛騨地方の国道では初めてです。
この工事により、2ヵ月に1件程度発生していた交通事故は減少しています。工事の際は長期にわたる片側交互通行にご協力頂きまして、ありがとうございました。
- 工事名
- 東海北陸自動車道 上野西工事
東海北陸自動車道ひるがの高原サービスエリア(下り線)で、高速道路の4車線化に伴う工事を行いました。約33万㎥という大きな盛土を作りました。10トンダンプトラックで約6万台の土の量です。
ひるがの高原は雪のため冬は工事ができません。工事が完了するまでに約3年かかりました。高速道路の大規模な工事に携わることができ、誇りに思っています。
また、無事故・無災害で終えることができ、発注者より工事表彰をいただくことができました。
- 工事名
- 平成28年度41号小川地区交差点整備工事
下呂市小川、レストラン松葉のある交差点の拡幅工事を行いました。この国道の交差点は右折禁止の交差点で下呂病院方面へ行くのに不便でした。
今回の工事では道幅を広げて病院方面への右折レーンを設置しました。右折できるようになったことで、救急車もスムーズに病院まで行けるようになりました。
工事期間中は、近接商業施設の皆様、国道41号線ご利用の皆様、歩道ご利用の皆様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、皆様のご協力のもと無事故で完成させることが出来ました。
- 工事名
- 平成23年下呂病院移転新築事業本体造成工事
もともと田畑であった場所に、土砂の切盛や周囲に構造物を造り大規模な造成を行った。工事を進めるにあたり最も気を配らせたことは、現況で染み出ている湧水の処理でした。
地下排水(暗渠管)を多数設置し、水の処理を確実に行った後、造成盛土工事を行った。数年経過したいまでも、地盤が沈下することなく、新たな『岐阜県立下呂温泉病院』は、地域の皆様のために役立っています。
- 工事名
- 平成25年下呂白川線道路新設改良工事
民家の密集した狭い道路をバイパスするために、山を切り開いて新しい道路を作りました。ショベルカー(バックホウ)に岩盤破砕器を取り付け、硬い岩山を切り開きました。民家が近いため、騒音と振動には十分注意して工事を進めました。現在では開通し、走行しやすい道路となっています。
舗装工事
- 工事名
- 平成30年度41号下呂中地区道路修繕工事
平成30年7月の豪雨で山から土砂が流れ、落石から道路を守る柵が埋まってしまったり、壊れたりしました。この工事では不具合のある柵を直すと共に、新しい柵を設置し、傷んだ舗装を打ちかえました。
工事を行う現場が離れた所に複数あったため、作業の順序を工夫して早く工事を終われる努力をしました。また、複数の会社の職人さんが働く現場であったので、コニュミケーションを大切にしました。
- 工事名
- 平成25年第2工区9号道路工事
山間部の農道新設事業において、舗装工事を行った。
冬季には積雪し、アスファルト舗装がいたみやすい地域であるため、道路の基礎である路盤について、弱部の入替え、締固めを入念におこなった。地域における農産業発展の下支えとなる道路であり、その活用を祈っています。
- 工事名
- 平成25年森5号線舗装工事
市街地の市道舗装の更新工事を行いました。この工事で、道路横断側溝の設置も行っています。近年、集中豪雨により、道路面を雨水が洗う場合があります。市民生活の根幹をなす道路であり、この工事では排水勾配に特に気を付けて工事を行いました。工事の際は、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。ご理解とご協力を頂きまして、無事完成する事ができました。
- 工事名
- 平成25年公共舗装道補修工事
県道の舗装を打ちかえる工事を行いました。地方都市間を結ぶ主要な道路です。休日には、観光やツーリングを目的とした車両も多くなります。このため、車両の走行において、静かで走りやすい道路を実現すべく、舗装面の平坦性に十分留意して工事を行いました。交通規制を伴う工事であったため、地域の皆様にはご協力を頂きまして、ありがとうございました。
- 工事名
- 平成24年度41号小坂整備工事
『小坂久々野トンネル』の供用開始前の道路工事で、開通式に向けて、発注者の国土交通省はじめ、多数の協力会社の方々のご協力のもと、予定通り無事に開通式を終えることができました。工事中は、国道41号の24時間シフト規制の安全対策、地元住民の方々とのコミュニケーション、施工方法の効率化等々を重点におき、天候に左右されることもありましたが、無事故で工事を終えることができました。ご協力して頂いた皆様に感謝です。
橋梁工事
- 工事名
- 平成28年度41号下呂橋梁補修工事
下呂市街地の南側の入口、国道41号線と県道257号線が交わる交通の要衝に架かる帯雲橋をメンテナンスする工事を行いました。
鉄の橋は時間が経つとサビてきます。今回の工事では、局所的にサビた場所の塗装を塗り替えたり、金属溶射という特殊な方法で修理をしました。
その他、地震があっても橋を落ちないようにする“落橋防止装置”を取り付けたり、橋と陸の道のつなぎ目にある“伸縮装置”を取り替えたりしました。
橋も時間の経過とともに歳をとってくたびれてゆきますが、今回の工事で少し若返りをする事ができました。
- 工事名
- 平成26年下呂白川線日影橋工事
下呂市の山間部における県道の新設改良工事を行いました。市街地の中を通り狭い場所もある道路でしたが、バイパス化し橋梁を新設して大変に走りやすくなりました。この工事では、地元の方に橋を架ける作業を見学して頂けました。この地域ではあまり見かけない100トン級のクレーン車を使いました。特に、子供が喜んでいる姿が印象に残っています。次の世代に引き継げる構造物を作れた事を嬉しく思います。
- 工事名
- 平成26年下呂大橋耐震補強工事
本工事は昭和37年完成の下呂大橋のピア(橋脚)のうち、P1とP3の耐震補強を行う工事でした。
すぐ上流に露天の無料入浴施設があるため、大規模な瀬替え工ができず、大型土のうを使っての仮締切りとなったため、漏水がひどく施工は困難を極めました。
しかしよく考えてみると、昭和37年の昔にも同様の条件の中で工事を行い、立派に橋脚を完成させたのであります。重機・資機材等、現在のものよりはるかに性能が劣っているにもかかわらず。
あらためて、先人達の知恵と土木技術に感服するとともに、その偉業ともいえる橋脚本体を補強する工事に携われたことに感謝したいと思います。
- 工事名
- 平成24年41号下呂高架橋工事
下呂市街地をバイパスし、下呂トンネルに架かる高架橋の耐震補強工事を行いました。基礎を補強し、地震で橋が落ちないようにする装置を取り付けました。橋の跨ぐ川には歩道が整備され、公園となっています。工事に伴う汚濁水の流出に留意して工事を行いました。今使っている構造物を次の世代へ引き継いでゆけるよう、心がけて工事を行いました。
防災工事
- 工事名
- 令和3年度公共河川災害復旧事業(債務)工事
下呂市西上田地内において、飛騨川の崩壊した護岸を根固めブロックにより復旧を行いました。
今回の復旧工事での根固めブロックは7,300個使用されており、乱積で積み上げる事により盛土の安定を図っています。
- 工事名
- 令和元年度41号小川地区防災工事
下呂市小川地内、不動橋山側にて、高エネルギー吸収型落石防護柵の設置を行いました。
施工前より設計の見直しを重ね、重機等の荷重にも耐えられる仮設足場の検討から始まり、防護柵本体の構造上の精査や、現道の交通規制を少しでも軽減する取組みを行いました。その結果、契約工期の1ヶ月前に工事を無事終えることができ、現場目標として着工前に掲げた、『無事故完成、工期内検査』を達成することができました。
各協力会社の皆様をはじめ、ご協力いただきました皆様に感謝致します。
- 工事名
- 県単治山事業(災害)野首地区工事
平成30年7月の豪雨で、中原小学校の裏山の斜面が崩れ、JR高山線と小学校のグラウンドが被災しました。この工事では、崩れが再び起きないようにする斜面の保護工事を行いました。
斜面に設置したコンクリートのマス目のような物は“法枠”(のりわく)といいます。これが斜面の浸食を防ぎます。法枠のマス目の中には草の種を蒔いており、緑の草で覆われます。
この工事完成後にはグラウンドを駆け回る子供たちの笑顔を見ることができ、うれしく思いました。
- 工事名
- 平成27年復旧治山事業高岩ス工事
下呂市の山岳地域で治山堰堤(砂防ダム)の工事を行いました。急峻な斜面での工事であり、落石が非常に多く、安全面において過酷な現場でした。工事現場からは、下呂市の街並みを見下ろす事ができました。今回整備した治山堰堤が下呂市の防災の一助となる事を願います。
- 工事名
- 平成24年火打河川災害復旧工事
豪雨による河川災害が発生した斜面の復旧工事を行いました。川のカーブの外側は水が衝突する場所であり、崩壊が発生しやすい場所です。今回の復旧工事では、強固で大きなコンクリートブロック製の擁壁を作りました。自然河川の中での工事となるため、川をなるべく汚さないよう、気を付けて工事を行いました。工事中、川の中を泳ぐアマゴなどの魚をよく見かけました。河川環境を守って行くのも、土木の仕事であると思いました。